おはようございます。新入社員の糸久です。
朝夕の涼しさに、秋の訪れを感じる今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
私は老後のための資産形成としてiDeCo、つみたてNISA、変額保険を利用しております。掛金の配分割合は100%を米国株式と全世界株式の投資信託で運用しています。国際結婚のわが家のお財布は夫婦で別々。お互いの給与や貯蓄も把握していません。今後は新興国への投資や外国債券を組入れて、積極的な運用を目指しつつ、資産全体のリスクをコントロールしていきたいと考えております。


以前読んだ本に『アメリカでは「自社株だけは絶対に買ってはいけない。倒産したら、職も資産も同時に失うから」というのは一般常識』とありました。日本で暮らし、日本企業に勤める私は自国リスクをほとんど取っていません。今後の参考に年金積立金がどのように運用せれているのかを調べてみました。
年金積立金は厚生労働省がGPIFに直接預けて運用しています。
日本では現役世代が納める保険料でその時々の高齢者に年金を給付しています。今の現役世代が将来受け取る年金は、その子どもや孫たちの世代が納める保険料でまかなわれます。少子高齢化が進むなか、年金制度を持続可能なものとするため、将来世代のために運用して増やすお仕事をしているのがGPIFです。
GPIFの年金積立金の運用目標=賃金上昇率+1.7%
現在の基本ポートフォリオは
国内債券25%
外国債券25%
外国株式25%
国内株式25%
2023年度第1四半期の運用実績は+9.49%となっています。
市場運用開始以降(2001年~)では+3.97%です。
カナダやノルウェーの公的年金や米国の州政府職員の年金制度の運用状況も調べてみました。カナダは株式85%債券15%となっています。ノルウェーは株式70%債券30%です。
それぞれの国により運用目標が異なり、株式等の保有比率が違っていました。GPF-G(ノルウェー政府年金基金)は原油収入を積み立てている基金です。長期的に可能な限り高いリターンを達成すること。最も安全でコスト効率に優れ、責任と透明性のある方法で目標達成することを運用目的にしています。ノルウェー国外で投資を行い、ESG投資の旗振り役としても知られているようで、学べることが多くありそうです。
皆さまは2024年スタートの新NISA制度の登場により、投資行動はどのようにお考えでしょうか。私も専門家と相談しつつ(山﨑社長よろしくお願いします)、自分にふさわしい資産配分を考え直してみようと思います。
食欲の秋とはいえ、食べ過ぎにはお互い気をつけましょう。
「ブログを見ましたよ。」と嬉しいお言葉を頂戴する機会があり、とても感激いたしました。これからもどなたかのお役に立てたら嬉しいです。
執行役員 糸久友美
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